【クロノマギア】第二回サリー研究会 テーマ「現環境サリーの立ち回り」
みなさんこんにちは。どらがみです。
毎週土曜日更新サリー研究会、第二回のテーマは「現環境サリーの立ち回り」です。現環境での詳しい立ち回りや、デッキ構築等を解説します。
2/14追加のエクストラカードによりサリーは大強化を受け、バレンタイン杯ではよくサリーを見かけるようになりました。
ただ、エクストラカードにあるピクシー、ミノタウリアの「同時に出さないと効果が発動しづらい」という性質上、サリーの使い方は今までよりも更に難しくなっています。
そこで、サリーでここを意識すると強くなるよ!という事を簡単にまとめました。ただ僕の主観で書いているので、ここは違うんじゃないかな?と思ったものは是非自分で試してみてください!
【デッキ構築】
基本の形として、♣:♥比は大体2:1です。
テンプテーションを意識しすぎて♣と♥の枚数を同じにしてしまうと、洪水に弱くなったり手札事故が頻発するため非推奨です。
これに基づいて♥カードを設定しようとすると、ミノタウリア2枚とクリシュナ2枚、そして相手の展開の対策にサタンヴォイド1枚で既に5枚埋まります。
これで♥のカードは十分ですが、よく見るとこの基本の5枚には全て悪魔属性が付いています。
つまり、現環境では悪魔を♥に寄せて、♣では悪魔を気にせずに構築すると良い
というのが結論になります。
バレンタイン杯を走ったわけではないので絶対とは言えませんが、ミノタウリアとクリシュナを2枚ずつ入れるのであれば♣で無理に悪魔を意識せず、スートだけを意識して実用性の高いカードを入れると良いと思います。
【立ち回り】
基本の立ち回りは火曜日に上げた格安サリーデッキの記事にもあるため割愛しますが、現環境で重要となるのは「どういう場面で♣と♥を同時に置くのか」、そして「攻撃力3を補う畳返し」だと思っています。
「どういう場面で同時に置くのか」
これが恐らく1番の課題かと思いますが、いきなり最初からピクシー+ミノタウリア!!とやるのは基本NGです。相手が暴竜ヤマタノオロチや洪水等を握っていれば格好の使い時となってしまいますし、こちらのMPが少なくなりすぎて盤面を全て破壊された時に返せなくなってしまいます。
基本は♣のみで盤面を取り合い、【相手が♣1枚で返せないようなセットをしてきた時】または【MP差が圧倒的有利でテンプテーションを使えば相手を捲りで詰ませれそうな時】のみに♥カードを置きます。
逆に言えば、この場面以外で無駄に♥を使うのはやめておいた方が良いです。
そして「攻撃力3を補う畳返し」
これはイマイチピンと来ない人も多いかもしれませんが、攻撃力の3という数字はとても低く、一撃で倒せる相手はほとんどいません。
そして現環境には体力5のクリーチャーがかなり多いです。クイックミルのプルトス、♣デッキにはほとんど入る牛魔王、様々なデッキに入るプレーナ..等、おそらく次の環境でも同じように体力5のクリーチャーはよく見ると思います。
例えばテンプテーションは打てるが、盤面に攻撃できるのが攻撃力3のクリーチャーしかいない。しかし相手には4コストが伏せられている...という場面では、テンプテーションではなく畳返しが最適となります。
つまり、テンプテーションではなく畳返しでないといけない場面が増えている
という事です。これまでは攻撃力4〜5のクリーチャーが採用されていたものの、今は攻撃力3のクリーチャーが多数入っているため畳返しの恩恵を受ける機会は間違いなく多くなっています。
これら2つをヒントに立ち回ってみると少しサリーの世界が広くなると思います。対戦時に活用してみてください。
長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
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